みなさん、こんにちは。
29日に赤のベルトの王座戦が両国国技館があります。
中野たむvs上谷沙弥。
元々上谷選手はアイドル志望の女子でした。バイトAKBの元メンバー。東京ドームにプロレスラーとして立つ前、実は東京ドームに立っています。
高校生の時、EXILEのライブでバックダンサーとしてドームに立ったみたいです。
ダンサーとしては背も高く、筋肉もそれなりにあった上谷選手は逆にそれが足かせになりアイドルのオーディションは落ちまくったそうです。
そんな中、スターダムが手がけるアイドルグループがメンバーを募集していました。これはですね、「スターダムアイドルズ」と言うプロレスラーの中野たむ選手とその師匠・大仁田厚選手(中野たむ選手は当時、大仁田選手の後継者と呼ばれていました)が企画したもの。
そのメンバーとして上谷沙弥さんは加入しました。
まあ今思えば、いつの間にか消えた謎企画(笑)昔、Kちゃんパンダと言うユニットが試合前のリングに上がってダンスを披露するというのをやってましたが、その後釜を作る予定だったらしい。それがスターダムアイドルズ。
が、結局上手くいかず、大仁田選手もいつの間にか手を引いた感じ。行き場を失った上谷さんは何故かプロレスの練習を勧められ、プロレスラーの道へ。勧めた人物が複数いたそうですが、その1人が中野たむ選手。
中野たむ選手曰く『スターになれるから頑張りなよ』って上谷さんに言ったそうです。ぜんぶ兼ね備えている、体も身体能力も、華もあって、この子がスターダムの未来を創るんだな、と思ったそうです
そうゆう行き先があり、中野たむ選手は上谷選手に引け目を感じている様な事を以前インタビューで答えていました。
結局、上谷選手はその後、プロレスを好きになり、今、現在も続けている。中野たむ選手と上谷選手は師弟関係の様な間柄というのはここから来てるみたいです。
そして中野たむ選手は誰よりも上谷選手を評価してるそうで、
そのインタビューで中野たむ選手はこうも言ってます。
「本当の上谷はもっともっとすごいと思っています。『極悪女王』で言ったら、上谷はダンプ松本じゃなくて、長与千種にならなきゃいけない。みんななりたいんですよ。私もなりたかったけれど、長与千種になれなかったんです」
・・・そうなのかと、僕は思いました。「上谷選手は長与千種にならないと」と言う中野選手言葉はとても重いですが、深い言葉です。
今度の両国の戦いは他人が思っている以上に意味のある戦いになりそうです。果たして上谷選手は中野たむ選手の言う「長与千種」になれるのか?それとも・・・
両国が楽しみです。